乳児の歯磨きいつから?仕方は?歯ブラシは?気になる疑問を解決!

どうも、一児の父親kazu (@himapura_kazu) です。

わが家の娘も10か月になり下の前歯が生えてきました。そこで疑問が生まれました・・・

歯磨きをしないと虫歯になっちゃうのか?

いつからするの?

フッ素とかはいいの?

そもそも歯みがきの仕方は?

いろいろな疑問があり、市で行っている9か月児歯の教室に行ってきました。

歯科衛生士さんの話でいろいろなことが分かったので、気になる疑問を紹介していきたいと思います。

項目が多いのでお急ぎの方は、目次から気になる項目をご覧になってください。

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赤ちゃんの歯みがきはいつから?

娘は8ヶ月頃に下前歯が生えてきましたが、一般的に生後6ヶ月になると下の前歯が生えてくるそうです。

まだ赤ちゃんの歯は未完成で唾液からカルシウム、リンなどのミネラルを取り込み歯のエナメル質が硬くなっていきます。

乳歯はエナメル質が薄く弱いので虫歯が進行しやすいのが特長ですので、虫歯予防にもしっかり歯みがき習慣を身につけることが大切になります。

乳歯が1本でも生えてきたらガーゼを使って歯みがき(ガーゼ磨き)しましょう。

湿らせたガーゼでやさしく表裏を拭ってあげることで綺麗になります。

赤ちゃんの歯茎や口の中まだは繊細で毛先のある歯ブラシでは痛がってしまいます。歯みがきが嫌いにならないように気をつけましょう。

 

赤ちゃんは虫歯になる?

赤ちゃんの歯の生え始めは「唾液」によりほとんど虫歯にはなりません。

赤ちゃんは唾液量が多く、始めに生える下の前歯は常に唾液が付いていると思います。唾液による自浄作用が高いことが理由です。

わが家の娘もよがれが凄くてすぐにスタイがべちゃべちゃになってます。笑

虫歯は離乳食を始めたらなりやすくなります。

また、糖分の入ったジュースやミルク、イオン飲料をダラダラ飲ませるのもむし歯の原因になります。なので、飲む量が多くても少なくても1日1回にした方が良いです。

離乳食もダラダラ食べを気をつけてください。唾液での中和作用が遅くなりむし歯になりやすくなってしまいす。

歯科衛生士さんは糖分の入った飲み物は、なるべく3歳まではあげない方が良いと言ってました。

3歳未満の子供の歯はまだもろくて、コーラなどの甘い炭酸飲料は歯を溶かす恐れがあるそうですよ。

 

虫歯になる条件とは?

虫歯になるには4つの条件があります。

 1つ目は「歯があること」まあ当然ですよね。

 2つ目は「むし歯菌」が歯の表面に住み着いていること。

 3つ目は「食物(糖分)」をむし歯菌が摂取すること。

 4つ目は「時間」です。1・2・3の条件が揃って一定以上の時間が経過することで、初めてむし歯になります。

上記をまとめると、歯に住み着いたむし歯菌が糖分を摂取し、一定以上の時間が経過するとむし歯になるということです。

むし歯菌(ミュータンス菌)はいったいどこからくるのか?

むし歯菌は身近にいる「大人の唾液」から感染してしまいます。

両親がかんだ食べ物を与えたり、食器類を共有することも感染経路です。やってしまいがちなのは、フーフー冷ましでコレもなるべくしない方が良いそうです。

ついついしたくなるけど、口のチューも気をつけてください。

でも、過度に気をつけてスキンシップが減らないようにしてくださいね。

っと言いながら、先日娘に突然チューされてしまい焦りました(´Д`)

とりあえず口を拭いたけどむし歯菌入っちゃたかな?娘よファーストキスは父親ですまんね。笑

歯みがきが嫌がらないようにするのが大切

まず歯みがきを始めるにあたり重要なのが嫌いにならないようにすることです。

歯みがきをしようとすると泣いて暴れて全然できないじゃあ困ってしまいます。その為には、赤ちゃんに歯みがき習慣の準備、歯みがきは楽しいって思うようにしないといけません。

先ほども言いましたが、赤ちゃんの歯茎は繊細なので歯ブラシでやると嫌いになる可能性があるので気をつけてください。

歯みがき習慣の準備をしよう

私たちは普段から歯みがきをしているけど、赤ちゃんはそもそも歯みがきを知らないし、急に口の中を見られたり触れられるすると抵抗してしまいます。

まあ僕だって嫌ですけどね。笑

まずは、手のひらでほっぺを触ったり、人さし指のはらで唇に触れることで、口を触られるということに慣れさせます。

あとは日常的に口の中を見てあげて「見る」という習慣をつけることも大切です。

赤ちゃんのガーゼ、歯ブラシの使用時期は?

赤ちゃんは歯茎が弱いので生え始めはガーゼ磨きをしましょう。

歯ブラシに移る目安は、奥歯が生えてきたら赤ちゃんの様子をみながら歯ブラシを使用するようにしてください。

奥歯が生えてきたら特に寝る前の歯みがきは丁寧にして仕上げ磨きをしましょう。

1日何回?どのくらい?

歯科衛生士さんによると夜寝る前の1日1回で良いそうです。

赤ちゃんは寝ると唾液の量が減って虫歯になりやすい状態になるので初めは「夜寝る前に1日1回」で、機嫌が良いときや、ガーゼみがきに慣れてきたら朝晩2回するようにします。

ガーゼ磨きをする時間は5秒とかで良いそうです。

まずは嫌がらないように、嫌いにならないようにすることが大切です。歯みがきが嫌いになったら元も子もないですからね。

もし嫌がって出来ない時は、赤ちゃんが寝ているときにやってあげましょう。

歯みがきをする姿勢は?

赤ちゃんを寝かして行うのですが、姿勢は2通りあります。

 抱っこ磨き・・・子供の頭を手や腕で支えます。膝の上に寝かすように抱っこをし、保護者側にある子供の腕を保護者の脇の下に挟みます。

 寝かせ磨き・・・1歳を過ぎる頃からは、保護者のまたに子供を寝かして歯磨きをします。

ガーゼ歯みがきのやり方

赤ちゃんを抱っこか、あおむけに寝かせましょう。

人差し指にガーゼを巻きます。指ごとぬるま湯に浸します。

赤ちゃんの歯を表裏と優しく拭く。

気をつけるポイントは口内の筋や歯茎を傷つけないようにしましょう。

赤ちゃんリラックス!うたを歌いながらの歯みがき

歯の教室で教わった、歌を歌いながらの歯みがきを紹介したいと思います。

歌の前半はスキンシップをして後半にちょろっと磨くという方法です。

スキンシップを覚えたらどんな歌にも応用できると思います。

歌はとなりのトトロの「さんぽ」でした。

「さんぽ」に合わせてやってみましょう!

●あるこう あるこう わたしはげんき
(右の手から腕にさわりながらゆっくり移動)

●あるく のだいすき どんどんいこう
(左の手から腕に触りながらゆっくり移動)

●さかみち トンネル くさっぱら
(両手で肩をさわる)

●いっぽんばしに でこぼこじゃりみち
(両手で首を包むように)

●くものすくぐって くだりみち
(顎を下からさわる)

●あるこう あるこう わたしはげんき
(両手でほっぺを包むように)

●あるくの だいすき どんどんいこう
(鼻の下をゆっくりさわる)

●みつばち ぶんぶん はなばたけ
(顎を前からさわる)

●ひなたにトカゲ ヘビは ひるね
(上唇を軽くつまんではなす)

●バッタがとんで まがりみち
(下唇を軽くつまんではなす)

●あるこう あるこう わたしはげんき
(やさしい力でゆっくり歯磨きをする)

●あるく のだいすき どんどんいこう
(やさしい力でゆっくり歯磨きをする)

●きつねも たぬきも でておいで
(ひきつづき歯みがき)

●たんけんしよう はやしのおくまで
(ひきつづき歯みがき)

●ともだちたくさん うれしいな
(いっぱいハグしてあげて!)

●ともだちたくさん うれしいな
(いっぱいハグしてあげて!)

以上がさわってあげることで、リラックスできる歌を歌いながらの歯みがきでした。

フッ素は使っても大丈夫?

フッ素(フッ化素)は唾液中にあると溶けだしたカルシウムがより多くエナメル質に再吸収されます。でき始めの初期むし歯を治す作用があります。

また、歯のエナメル質が強くなります。むし歯が出す酸に負けにくい強い歯を作ってくれます。

自宅でフッ素を塗布する場合は、フッ素スプレーやベビー専用のフッ素入りのジェル歯みがきなどがあります。

かかりつけの歯医者ができたら相談しながらフッ素の塗布をしてもいいですね。

その他のむし歯予防・対策

 離乳食後は上唇の裏にご飯が溜まりやすので、指の腹で取ってあげたり、白湯、麦茶などを飲ませて残り物を取るようにするといいです。

 水や麦茶などの飲み物はストローではなくコップやマグマグで飲むクセをつけましょう。水分が口全体に広がり洗浄効果があります。

 口が乾燥すると菌が繁殖しやすくなるので、口を開けてるクセがある場合は気をつけてくださいね。

まとめ

今まで僕は赤ちゃんの歯みがきをしたことがないので、今回いろいろなことが学べました。

どこの市でも歯の教室はやっていると思います。

なので、ぜひ行って赤ちゃんが虫歯にならないよう、歯みがきを習慣づけるようにしてあげてください。

歯は生えてるけど教室がまだの方は、ひとあし早く行った僕の記事を見てもらえると嬉しいし、何より赤ちゃんに少しずつ習慣づけてあげてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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