どうも一児の父親kazuです。
わが家の娘は生まれてすぐに病気が発覚しました。
片方の肺が膨らまなくて呼吸が上手くできなという「呼吸窮迫症候群」という症状です。
出産は総合病院だったためすぐにNICU(新生児集中治療室)に入院しました。
NICUに入っていた期間は8日ですが請求金額が165万円でした。
ですが、安心して下さい!
ちゃんと手続きをすれば助成金で無料にできます。
僕たち夫婦もNICUや手続き、知らないことだらけで娘も心配で不安の毎日でした。
同じようにお子さんがNICUに入院してるご家族の方に、少しでも不安の要因を減らせるように、お金や手続きについて紹介します。
NICUの入院費用は?
NICUでは状態が変わりやすい赤ちゃんのために高度な専門医療を24時間体制でケアしてくれています。
そのためどうしても費用が高額になってしまいます。
わが家の娘の治療費は8日で165万円でした。
普通にこの金額をすぐに払うのは大変だと思います。
でも心配しないで下さい!
ちゃんと手続きをすれば医療費は無料になります。
NICUの医療費が無料になる方法
無料にするには養育医療制度のというのがあります。
養育医療制度とは、その治療に要する医療費を公費により負担する制度になります。
養育医療制度には2種類あります。
2.乳幼児医療費助成制度
(子ども医療費助成制度)
2つの制度には違いがあるので、どちらに当てはまるのか確認下さい。
未熟児養育医療制度
出生時の体重が2000g以下で医師が入院治療を必要と認めた赤ちゃんに適用されます。
生活力が特に薄弱であって、一定の症状を示す赤ちゃんに適用されます。※1
基本的には、治療に要する医療費を公費により負担する制度で、全国の指定された養育医療機関(病院)で利用できます。
ミルク代が助成対象になる自治体があります。
乳幼児医療費助成制度(子ども医療費助成制度)
低体重(未熟児)でなくとも、病気やケガなどで病院に入院・通院したときの医療費の一部を助成しています。
対象となる年齢は、各自治体によって異なりお住まいの都道府県の病院でしか利用できません。
この医療費助成制度はNICUを退院後も利用できるので手続きをしておきましょう。
郵送で資格者証が送られてくるので、無くさないように保管して下さい。
わが家ではコチラの制度を利用してNICUの請求を助成してもらいました。
養育医療制度を利用するには、申請をする必要があります。
医療費助成制度の必要書類について
● 養育医療給付申請書(保護者が記入)
● 養育医療意見書(担当医師が記入)
● 世帯調書(保護者が記入)
● 赤ちゃんの健康保険証
● 認印(スタンプ式は不可)
● 所得税額証明書等(世帯全員分)
● 個人番号(マイナンバー)と身元を確認する書類
● 赤ちゃんの健康保険証
● 医療費受給者証(こども医療費受給者証)
※必要書類は地域ごとに変わる場合があります。
詳しくは、お住まいの自治体のホームページなどでご確認をお願いします。
乳幼児医療費助成精度(子ども医療費助成制度)の申請手順
わが家では病院側から説明を受け、乳幼児医療費助成制度(子ども医療費助成制度)の手続きをするように言われました。
以下の手続きをして無事に医療費助成制度を受けることができたので参考にしてみて下さい。
①出生届を市町村役場に提出
名前が決まってないと大変ですが出産後なるべく早めに出生届を提出してください。
②赤ちゃんの健康保険を作る
扶養される方の保険者に赤ちゃんの保険証交付手続きを行なって下さい。
●社会保険・共済組合の場合
勤務先
●自営等の場合
住民票のある市町村役場
③医療費受給者証の交付手続
保険証ができたら市町村役場に医療費受給者証の交付手続きを行なって下さい。
●持ち物
赤ちゃんの保険証
印鑑
④病院の窓口に提示
保険証と受給者証を窓口に提示してください。
これではじめて、医療費が無料になりました。
それぞれの手続きを怠ると赤ちゃんの医療費がすべて自費扱いになってしまいます。
自費(100%)でのお支払いの場合は、保険証発行後保険者にて還付を受けられます。
さいごに・・・
それぞれ申請が可能な期間もあります。
期間が決まっていても早めの申請を心がけて下さい。
制度についての詳しい内容については、お住まいの自治体にお問い合わせ下さい。
娘がNICUに実際に入院して、今後気をつけたほうがいいことがあったのでこちらも合わせてお読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
1.一般状態
a 運動不安、痙攣があるもの
b 運動が異常に少ないもの
2.体温
体温が摂氏34度以下
3.呼吸器・循環器系
a 強度のチアノーゼを持続するもの、チアノーゼ発作を繰り返すもの
b 呼吸回数が毎分50を超えて増加の傾向にあるか、または毎分30以下のもの
4.消化器系
a 出生後24時間以上排便のないもの
b 出生後48時間以上嘔吐持続するもの
c 血性吐物、血性便のあるもの
5.黄疸
生後数時間以内に現れるか、異常に強い黄疸のあるもの
これらの症状があっても適用にならないケースもあるので、詳しくはお住まいの自治体に確認して下さい
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