どうもkazuです。
わが家の娘は現在10ヵ月で元気ですが、生まれて「呼吸窮迫症候群」という病気になりました。
呼吸窮迫症候群とは肺が膨らまない病気で上手く呼吸ができない状態になります。娘は片方の肺が膨らまず穴も空いてました。
そのため呼吸器をつけないといけない状態で、NICU(新生児集中治療室)に約2週間ほど入院しました。
その間に黄疸にもなってしまいました。光を当てないといけないのでタモリさんみたいな眼鏡をかけてましたね。(・Д・`)
NICUでは基本横向きの状態で治療をしていました。
まだ頭のやわらかい赤ちゃんがずっと横向きになっていると「頭の形」はどうなるか??
長くなる?
絶壁になる?
でこぼこになっちゃう?
気になる方もいると思うので、NICUに入った娘の頭部がどのようになったのかをお教えします。また、わが家の治療(矯正)方法も紹介させて頂きます。
NICUに入院して頭の形はどうなった?
まだ頭のやわらかい赤ちゃんが同じ向きでいると、頭部の接地面が圧迫されていびつになることがあります。
娘のNICUでの治療は、口や鼻に管を通していたので基本的に横向きになっていました。
横向きで寝続けると起りやすい頭の形は
「長頭症」です。
長頭症とは、上から見ると頭の幅が狭く、耳が頭にビターって張り付くようになってるのが特徴です。
娘は生まれた時から頭がのびちゃってエイリアンみたいだったのに、さらにNICU入院で横向きに寝てたことでどうなったかというと・・・
少しだけ「長頭症」の症状が見られました。
あとは、右向きで寝ていたことが多くかったことで右側が絶壁になりました。あとは、後頭部がデコボコですね。笑
10ヶ月になった現在では長頭症は治ったけど、相変わらず後頭部はボコボコですね。
当時、一番困ったのが向き癖が着いちゃったことですね。ずっと右向きで寝ていたので、NICUを退院しても右向きで寝ることが多かったです。
そのため、いつも耳が折れ曲がってくっついていました。(´ェ`;)三(;´ェ`)
赤ちゃんの頭の形を治す時期は?
赤ちゃんの頭蓋骨が硬くなるのは1年半~2年とされています。個人差があるけど、大体2歳過ぎには頭蓋骨は塞がり固くなるようです。
その為、早い段階で治したり矯正する方がいいですね。
わが家では生後2ヵ月程から矯正をはじめました。
7ヶ月や8ヵ月になると寝てても起きてても動き回るので矯正は大変だと思います。
赤ちゃんの頭の形を治した(矯正)方法
海外(アメリカ)では矯正ヘルメット治療というのが推奨されています。
簡単に説明すると、ヘルメットを24時間かぶることで頭に負荷をかけないで頭の形を元に戻すという医療用ヘルメットです。
日本では「保険適用外」なので、ヘルメットや医療費は高額になります。
調べてみると36万円(税抜)の費用がかかります・・・
いや〜ちょと高くてわが家ではヘルメット治療はしませんでした。検討もしませんでした。笑
ですが、アメリカでも認められ推奨されている治療方法なので矯正の効果は期待できそうですね。
ヘルメット治療に比べてしまうと、わが家の矯正方法は激安です。
わが家の方法はコレです!!
「ドーナッツまくら」と「タミータイム」
「ドーナッツまくら」で頭の矯正
ど定番のドーナッツまくらは、やはりそれなりの効果があると思いました。強制的に横向きを防ぐことがでるので、向き癖によるへこみを治すことができると思います。
ですが、ドーナッツまくらで気をつけることもありました。
それは「まくらの高さ」と「まくらのへこみ具合」です。
新生児用のまくらでもクッションの厚みがあると、頭が高くなり苦しそうな感じになります。
わが家でも初めに買ったまくらは厚みがあり、2ヵ月の娘には高かったので薄いまくらに変更しました。あと薄い方が、まくらから落ちた時の衝撃が少ないので厚みが薄いドーナッツまくらをおすすめします。
まくらのへこみ具合というのは・・・
●ドーナッツのように中が空いているまくら
●真ん中がくぼんでいるだけのまくら
この2種類が定番の形ですが、僕がおすすめするのは「くぼんでいるだけのまくら」です。
ドーナッツのように中が空いているまくらを使用して頭が円状に凹んだという報告もあったので、初めは「くぼんだまくら」をおすすめします。
わが家では、始めは「くぼんだまくら」で向き癖を治して、ある程度頭がしっかりしてきたら「ドーナッツまくら」で絶壁を防ぐようにしました。
「タミータイム」で頭の矯正
タミータイム(Tummy Time)というのを知っていますか?
アメリカやヨーロッパでは、うつぶせ・腹ばいの練習の時間をタミータイムと言います。もちろん赤ちゃんが起きていて、ちゃんと監督できる状況で行ないます。
うつぶせ寝ではないので気をつけてください。
このタミータイムを行なうことで、赤ちゃんの頭の形がゆがむのを防止することができるとされています。また、首などの筋肉が発達するので首座りが早くなったりします。
わが家のタミータイムの方法はオリジナルです。ちゃんと見てるとはいえ、新生児にうつ伏せにするのは心配なので・・・
僕のタミータイムの方法は、ソファや座椅子に座り上半身を後ろに傾けます。胸付近に赤ちゃんをうつ伏せに置いてタミータイムを行ないます。
下手くそな絵ですけどこんな感じです↓↓
この方法だと赤ちゃんの顔を見ながらできるので、頭をあげてて苦しそうだったりするのをすぐに確認できます。
詳しいタミータイムはコチラをご覧下さい。
まとめ
NICUで治療することになって、正直頭の形のことなんて気が回らないと思います。実際僕もそうでした。娘が無事に治って欲しいという気持ちでいっぱいだったので・・・
ですが、無事に退院してから気づくこともあるのでこの様な記事を書きました。
NICUの看護師さんや先生は常にあかちゃんを見てくれているので、相談してもいいのかも知れませんね。もしかしたら頭の向きを適度に変えてくれるかも知れませんよ。
頭がいびつになってしまってもある程度は矯正することができるし、成長とともにある程度は治ってくるのであまり心配しなくてもいいと思います。
どうしても気になる方は「頭のかたち外来」で相談してみてください。
株式会社AHS Japan Corporation
株式会社AHS〈提携医療機関〉
最後までお読み頂きありがとうございました。
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