母乳派?ミルク派?私は完全ミルクで育てました!

こんにちは一児の母ひいさんです。

授乳には、完全母乳(完母)・完全ミルク(完ミ)・混合(母+ミ)と3種類ありますが、我が家では完全ミルクで育てています。

今回は私が完全ミルクを選択した理由や経緯などを書いていこうと思います。

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最初は完全母乳育児を希望してました

現在私は完ミ育児をしていますが、娘を出産するまでは完母を希望していました。

私の出産した産院は母乳を推進していて、入院説明会の時にも母乳育児のよさについての説明がありました。

その時は誰でも出産すれば母乳がピューピュー出て、可愛い我が子を眺めながら幸せな時間を・・・
なんて幻想を抱いていました(笑)

理想と現実の違い

娘は予定日より1ヶ月ほど早く破水し出産となりました。

まだ肺が未熟だったので呼吸が上手くできない「 呼吸窮迫症候群」という病気になってしまい産まれてすぐNICUに入院する事になりました。

赤ちゃんNICUに入院!入院費用は?助成制度で無料にする方法!
どうも一児の父親kazuです。 わが家の娘は生まれてすぐに病気が発覚しました。 片方の肺が膨らまなくて呼吸が上手くできなという「呼吸窮迫症候群」という症状です。 出産は総合病院だったためすぐにNICU(新生児集中治療室...

産まれた時の体重は2600グラムあったので、順調に回復してくれて誕生してから5日目で無事保育器から出る事ができました。

いよいよ我が子を抱く事ができ直接母乳があげられる!と気持ちはルンルン♪

「どうぞ召し上がれ〜♪」とおっぱいを咥えさせようとしました…が!!!

上手に咥える事ができない…(涙)

何度もトライするも泣き声はどんどん激しくなり

「ママのおっぱい、いやだ〜いやだ〜」

と言われているような気がして胸が苦しくなりました。

この時は搾乳してきた母乳を哺乳瓶であげる事になりました。

保育器の中にいる時は哺乳瓶で搾乳した母乳を飲ませてくれていたので哺乳瓶では上手にゴクゴクと飲んでくれました。

何日かトライしましたが、激しく泣くばかりで咥えられませんでした。

助産師さんの話しでは、私の胸の形とぷにちゃんのお口の形の相性が悪いのと、哺乳瓶の乳首に慣れてしまっているから直接飲めないのかもしれないと言われました。

そこで乳頭保護器を薦められ使ってみる事にしました。

産院で教えてもらい私が購入したのはmedela(メデラ)ニップルシールドです。


メデラ NEW ニップルシールド 2枚入り(medela) S・M・L 乳頭保護器 搾乳機 さく乳器 ベビー用品 赤ちゃん用品 532P17Sep16

 

二枚入りで、ケースも付いているので外出先でも清潔に持ち運べます。

市販でも売っているそうですが、私は見つけられずネット注文にしました。

乳頭保護器の存在も知らなかった私は半信半疑でしたが、スムーズに飲めるようになるかもしれないと少し気持ちが楽になったのを覚えています。

乳頭保護器を使う理由

本来、乳頭保護器とは何かしらの理由で乳首を保護したり補助する必要がある際に使用します。

● 乳首に傷がある

● 授乳時に乳首が痛む

● 乳首が小さいまたは大きく咥えにくい

● 赤ちゃんが乳首を噛む

● 扁平や陥没など乳首の形で授乳しずらい

などがおもに使われる理由ですが、わたしの場合は少し理由が違いました。

助産師さんによると、

「乳首の形や長さ的には赤ちゃんが飲みやすく感じるけど、哺乳瓶のシリコンに慣れているから咥えるのを嫌がっている可能性がある」

とアドバイスを受けたので使用しました。

いざ! 乳頭保護器

乳頭保護器が届き、NICUの看護婦さん達に見守られる中初めての保護器使用、、、大泣きされるのを覚悟でいざ授乳開始!

ん!?

なんという事でしょう〜!

あれだけ咥える事のできなかったぷにちゃんが、泣かずに私のおっぱいを咥え飲んでくれました。

もう嬉しくて嬉しくて涙が溢れました。

保護器越しの授乳ではあるけど、自分の腕の中でおっぱいを飲んでくれている姿はとても愛しく、とても嬉しかったです。

しかし、保護器を使用した状態でも咥えてもらえる時とそうでない時と日によってムラがありました。

完母にする為の授乳アドバイス

● 授乳は保護器無しでおっぱいを咥える練習を先に行う

● 保護器無しで無理なら保護器を使用し左右10分ずつの授乳にする

● 保護器でも授乳が無理な場合は哺乳瓶であげ、3時間おきに搾乳を行う
(乳腺炎予防・母乳量を増やす為)

● 必ず吸ってもらえる日がくる、そうすれば母乳量も増えるから、完母を諦めずに頑張って!

というものでした。

退院後もアドバイスされた事を1ヶ月程なんとか行っていたのですが、途中から保護器も嫌がるようになり哺乳瓶でしか母乳が飲めなくなっていました。

そして搾乳量も両胸で50mlあるかないか…どんどん減少していき、ついに母乳とミルクの混合になりました。

出産の報告をすると必ず聞かれていた「母乳沢山でる?」という質問がとても辛かったです(涙)

一時間おきの授乳の練習、増えない母乳量、ストレスを感じ更に母乳量が減るという悪循環…

心に余裕も無くなり笑顔でぷにちゃんを抱けず泣いてばかりでした。
更に寝不足なので体力も限界でした。

母乳じゃなきゃダメ?

ある日、出産祝いに訪ねて来てくれた友人は、子供を2人育てている先輩ママで産後ボロボロになっている私の話を真剣に聞いてくれました。

その時優しく言ってくれた一言が「母乳じゃなきゃダメ?」でした。

私はそれまで
● 母親というのは出産をしたら母乳が出て赤ちゃんがそれを吸って大きくなるもの

● 母乳じゃなきゃ栄養不足になってアレルギーや病気などの免疫がつかなくなる

● 母乳育児じゃないと赤ちゃんがかわいそう
(妊娠中に別の友人が言っていた言葉を真に受けていました笑)

だから、「なんとしてでも母乳をあげなきゃ!母乳じゃなきゃダメなんだー!」
と思い込んでたので、ミルクのみで育てようという考えが全くありませんでした。

しかし友人がその時言ってくれたのは友人自身もミルクのみで子育てをしていた事と

「子育ては十人十色だから、何が正解か不正解かの感じ方は親によって違うよ。
でも、母乳でもミルクでも風邪を引く時は引くし、親がどんなに気をつけていてもアレルギーが出る子は出る!ミルクのみにしたからって母親としてダメなんて事はない」

「ストレスをかかえて毎日泣いてばかりよりも、たっぷり愛情を注いで、たくさん笑いかけてたくさん抱っこしてあげる事も免疫をあげる1つじゃないかな…」
と言われました。

その時「あ〜そうかぁ〜」と肩の力がスーっと抜け気持ちが楽になったのを覚えています。

それから私は完母にこだわるのをやめ、母乳量もかなり減っていたので、混合からミルクのみで育てる事を選択しました。

その頃には2~3時間おきの授乳になっていたので、少し睡眠時間も増え、何よりおっぱいを咥えさせる練習で「いやだ〜いやだ〜」と激しく泣くぷにちゃんの姿を見なくて良くなった事で気持ちが安定しました。

まとめ

現在娘は5ヶ月ですが、今のところ体調を崩す事なく、ミルクをたくさんのみニコニコ笑い元気いっぱいに育ってくれています。

離乳食はこれからなのでアレルギーについては今のところ分かりません。また今後離乳食についても書いていこうと思うので、その時にご報告したいと思います。

実際にミルクで子育てをして感じたメリット、デメリットなどもご報告したいとおもいます。

子育ての考え方は十人十色です。

母乳だからミルクだから良い悪いは無く、どちらを選択したとしてもお子さんに対する愛情は変わらないと思います。

その時の自分の体調や環境、考え方に合わせた子育てでいいのではないかなと私は思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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