こんにちは。一児の母ひいさんです。
娘が生まれてから、授乳・お風呂・だっこ・オムツ交換などで手首を酷使し腱鞘炎になってしまいました。
産後2ヶ月頃から左手の親指や手首を動かすと痛みを感じるようになり、少し動かしただけで涙が出るくらいの激しい痛み・・・まるで手首に爆弾のスイッチをつけているような感覚でした。
それに普通の腱鞘炎とは違い、痛みと手首を動かすと引っかかる感じがしました。
娘を抱き上げる事や授乳、日常生活が困難になり、とても悩みました。
手首の痛みの様子や、対処、現在の回復具合を書いていこうと思います。
同じように悩まれている方の参考になれば幸いです。
まず始めに、整形外科に受診した結果・・・
なかなか受診する事ができず痛みを我慢しながら生活をしていた所、腱鞘炎が悪化してしまい整形外科へ駆け込みました。
期待を胸に先生に救いを求めて・・・
こんなに痛いのよ!先生〜!!と必死に症状を伝えるも、なぜか先生は触る事もせず
「ドケルバン腱鞘炎だね。冷やして様子見で」
「まぁ授乳中だし我慢するしかないね」
と塩対応で終わりました・・・
湿布とカロナール(授乳中でも飲める鎮痛剤)が処方され、先生の言葉を信じ様子を見る事にしました。
湿布を貼り痛み止めを飲むも数日経っても全く痛み止めが効かない・・・
それどころか日に日に痛みが増してきました。
再度受診し注射をしてもらったが良くならない・・・
そしてふと疑問が・・・私は本当にドケルバン腱鞘炎なのだろうか??
ドケルバン腱鞘炎を調べると、手首が引っかかる症状について書いてありませんでした。
ドケルバン腱鞘炎は私の症状とは違う事に気付きました。
インフルエンザやノロウイルスが流行中の季節で、娘を預けるのも難しかったのでまずは自分なりに調べ、対処することにしました。
引っかかりの感じがする腱鞘炎
痛みの様子
手首を動かした時に、手首の中で何かが引っかかってブチンッと跳ねる・ブチブチ切れるような感覚があり同時に激しい痛みがあります。
腱鞘炎で手首が引っかかる理由
手首周囲の腱や筋肉が固まってしまうことから起る症状です。
手首の周りには数本の腱があり、その腱が固まってしまうとスムーズに動かなくなり引っかかりの原因になります。
手首を動かした時に、腱が跳ねるような感じや詰まったように感じる場合は、腱が固まって引っかかっている状態です。
腱が固まってしまうのは疲労からくるもので、子育て中のママは抱っこや授乳など知らず知らずの間に手首に負担をかけてしまっています。
湿布や薬、注射では効果が期待できない
湿布などは炎症が原因の腱鞘炎には効果があります。
しかし固まった腱や筋肉が原因の場合は効果は期待できません。
湿布には固まった部分をほぐす効果がないので・・・私は腱や筋肉をほぐす為に下記のことを行ないました。
私が行った対策とは?
1.必要以上に手を使わない&サーポーターで固定
腱鞘炎の治し方は基本的には「動かさない」ことなので、サポーターや包帯等で固定してみてください。
子育て中のママには手首に負担がかかることが多いので、必要な範囲で動かして負担を減らして必要以上に手を使わないように心がけてみてください。
引っかかりは、筋肉や腱が疲労して肩こりのように固まってしまった状態です。
まずは今以上に疲労をためないで、できるだけ控えることが大切です。
2.ストレッチ
腱鞘炎で手首が引っかかる場合、固まった部分をほぐす為、腕〜手首のストレッチをします。
固まって引っかかりの原因になっている腱は、腕の筋肉とつながっています。
ですから、腕の筋肉の疲労を取る目的で伸ばしてみてください。
気がついた時に肩を回したり、手首を手の甲側、手のひら側の両方を伸ばしてみてください。
3.温める
炎症が原因の腱鞘炎は湿布などで冷やすのが良いですが、腱や筋肉が固まったことが原因なら温める方が良いです。
血流が良くなり痛みを軽減することができます。
湯船に浸かったあと手首の痛みが少し和らいでいるなと感じました。なので手首に保温サポーターをはめ冷やさないようにしました。
4.お灸&ツボ押し
お灸やツボ押しで暖めたり固まった部分をほぐしました。
ツボはこの部分になります。親指を立てて5秒を5〜10回ほど指圧します。
合谷(ごこく)
手のこうを上にして、親指と人差し指の付け根の間
陽渓(ようけい)
親指下の手首のへこみの中
親指を反らしたときに2本のスジのくぼみの中がツボになります。
外関(がいかん)
まず手首を反らすとシワができる場所があると思います。
そのシワから、下に指3本分おりたところで手首の幅の真ん中あたりがツボになります。
さいごに・・・
引っかかる感じがする腱鞘炎を治す3つのポイントをおすすめします。
1.固定する
テーピングか包帯で固定して、負担を減らすようにします。
2.マッサージ
マッサージ&ツボ押しは、痛いところは軽めにして、主に手首から肘の筋肉をほぐしましょう。
引っかかる腱は、腕の筋肉とつながっているので効果的です。
3.温める
痛み始めは、冷やして炎症を抑えてあげてください。
3〜4日ほど経っても痛みがあるようなら、温めてみて下さい。
血流が良くなり痛みを軽減します。
経過報告
腱鞘炎から3ヵ月たった現在
私はこれらを続けたところ痛み初めてからだいぶ改善し8割ほど治ってきました。
引っかかる感じがする方は上記のポイント参考にしてみてください。
腱鞘炎から4ヵ月たった現在
現在もまだ完治してなく、まだ痛みが続いています。
だいぶよくなって、調子に乗って腱鞘炎の方の腕を普段のようにしたら「ズキッ!」っと痛めてしまいました><
完全に治るまでは気をつけないといけないですね・・・今後も腱鞘炎の様子を報告していきます。
腱鞘炎から5ヵ月たった現在
残念ながらまだ完治していません><
ですが、だいぶ良くなってきて動かせる範囲が広がりました。
悪化する事はなく徐々に治ってきています。
腱鞘炎から6ヵ月たった現在
まだ痛いけど、だいぶ良くなって日常生活ではほぼ困ることはなくなりました。
親指の付け根はしこりのように、少し膨らみができてしまいました。
今後も適度にマッサージをしていけばちゃんと治ると思います。
腱鞘炎から1年たった現在
ほぼ完治したので今回で更新は終了いたします。
ですが、まだすこし違和感はあります。
育児で初めて、腱鞘炎になり良くなるのに1年もかかりました。
すごい大変でした・・・
痛くなる前にストレッチなどをして予防対策を強くオススメします!!
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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