こんにちは、一児の母ひいさん(@himapura_kazu) です。
娘が生後2ヶ月頃初めての予防接種へ行った際に、娘のおへそが少しだけポコッと飛び出している事を先生に指摘されました。
よく皆さんも聞きなれていると思うのですが「でべそ」です。
今回は娘の「でべそ」について、治療をした時のでべその状態、治った状態を写真で紹介します。
いつから治療をすべきかは、先生の指示で違うと思いますが参考になれば幸いです。
「出べそ」の正式名称や出べそについて
正式名称は、へそという漢字を書いて臍(さい)ヘルニアと呼ばれています。
先生から初めて「臍(さい)ヘルニアだね」と言われた時には「さい!?」「ヘルニア!?」と???がいっぱいでした(笑)
私の中でのヘルニアは腰や首のイメージがありましたし、おへそを「さい」と言うのも初めて知りました。
なぜ「ヘルニア」というの?
ヘルニアとは、身体の臓器や組織が本来あるべき位置からはみ出す症状の事を「ヘルニア」といいます。
赤ちゃんが産まれると、お母さんの胎盤とつながっていたへその緒に血が通わなくなり穴が閉じます。
それで、おへそができあがります。
ですが、
穴の閉じ方が不完全になる赤ちゃんがいるそうなんです。
穴の閉じ方が不完全になってしまうと、泣いたりするたびにお腹の内側から加わる力によって、お腹の中の臓器がおへその皮膚に覆われて飛び出してしまうのです。
この状態を臍ヘルニアと言うのだそうです。
では、なぜおへその穴が不完全になるの?
早産で生まれた赤ちゃんに多い傾向があるそうで、我が家の娘も1ヶ月程早く産まれてきました。
腹壁の発達が関係している可能性があるそうなのですが、早産でなかった赤ちゃんにもよく見られるそうで、具体的な理由は明らかになっていません。
出べそ(臍ヘルニア)になったらどうしたらいい?
娘が初めて指摘された時には、
先生から「心配する必要はないけど、1ヶ月後の予防接種までにさらに大きくなっているようなら早いうちに治療した方がいいよ」と言われました。
その時の出べそはこのような感じでした。
先生のアドバイスによると、出べそは自然治癒する可能性があります。
出べそ(臍ヘルニア)の自然治癒する確率
● 1歳までに自然治癒する可能性が約80%
● 2歳までに自然治癒する可能性が約90%
出べそは筋肉の成長に伴って自然におへその穴が閉じていきます。
ですが、稀にとび出た腸が2歳位になってもおなかの中に戻らなくなることがあり、そうすると嘔吐を頻繁に繰り返してしまうそうです。
先生は「そうなってしまった場合は、緊急手術が必要になる可能性も出てきます。」との説明がありました。
出べそは健康に影響があるの?
将来稀な場合でも手術が必要になってしまったら…とか健康面もとても心配になってしまいました。
ですが、通常は放置したからといって深刻な問題があるわけではありません。
先生曰くどちらかというと美容的に見た目の問題だそうですよ。
「早めに治療しておけば、綺麗なおへそになるよ」と言われたので我が家は女の子だし、治療しよう!決めました。
出べその治療方法
娘が行った治療は「綿球圧迫療法」という治療法でした。
全く未知の世界なので、どんな治療をするのかびびりまくりの私でした。
ぷくっと膨らんでいるおへそに綿の球を押し込んで、透明な大きめのフィルムテープで綿球が出てこないようお腹に貼り付け固定します。
当たり前ですが、先生は何の躊躇もなく綿球をぐぐっと押し込み、
痛くないの?
大丈夫なの?
と内心びびっている母の思いとはよそに、娘に痛みは無いようでご機嫌なまま治療はすぐ終わりました。
交換は剥がれない・被れない限りは、3日に1回の交換との事で3週間程通院していました。
テープを貼っている部位に皮膚かぶれを起こしてしまった場合は、迫療を一時中止して、皮膚の状態が改善したら再開しますとの説明がありました。
娘は被れる事なく3週間程で臍ヘルニアが治りました。
治った時の状態はこのようになりました。
まとめ
出べそ(臍ヘルニア)は、5~10人に1人なると言われています。
我が子もその1人に選ばれました(笑)
健康に影響はないと言われていますが、私の場合は娘が集団生活をするようになった時、自分だけ形に特徴のあるおへそをしてたら気にしてしまうかな?
という思いもあり治療をしました。
治療から1年半たった現在は普通のおへそに戻りました。
治療というと、何だか不安に感じてしまう方も要るかもしれませんが、実際に行ってみて生後3ヶ月の娘にも身体的負担も少なく治す事ができたので、やって良かったなと思っています。
もし気になっているようでしたら、一度小児科の先生に相談してみるのもいいかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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